ChatGPTを使い始めて、
「文章を考えてもらった」
「SNSの投稿を作ってもらった」
「分からないことを質問した」
そんな経験がある人は、かなり増えてきたと思います。
私自身も、AIを毎日のように使っています。
仕事の相談をしたり、文章を一緒に考えたり、アイデアを整理したり。
今では、仕事を進めるうえで欠かせない存在になりました。
でも、最初から今のように使えていたわけではありません。
むしろ最初は、
「AIって便利だけど、思っていたほど仕事はラクにならないな」
と感じることもありました。
なぜなのか。
使い続けていくうちに、一つ気づいたことがあります。
毎回、AIに同じ説明をしていませんか?
たとえばSNSの文章を作ってもらうとします。
「私は○○という仕事をしています」
「お客様は40〜60代くらいです」
「押し売りっぽい文章にはしたくありません」
「やさしいけれど、少し専門性のある文章にしてください」
こんなふうに、自分の仕事について毎回説明する。
別の日に商品について相談するときも、また説明する。
新しい企画を考えるときも、また説明する。
もちろん、これでもAIは使えます。
でも私はあるとき思いました。
これ、毎回説明する必要あるのかな?
そして、もう一つ。
最初から私の仕事や考え方を分かってくれていたら、もっと使いやすいんじゃない?
ここから、私のAIの使い方が少しずつ変わっていきました。
「質問するAI」から「一緒に仕事をするAI」へ
私はAIを、単に答えを出してくれるものとして使うのではなく、
自分の仕事を理解してもらう
ことを意識するようになりました。
たとえば、
どんな仕事をしているのか。
どんなお客様に届けたいのか。
何を大切にしているのか。
逆に、何はしたくないのか。
今どんなことで困っているのか。
これからどこを目指しているのか。
こうしたことを少しずつAIに伝えていきます。
すると、
「SNSの文章を作って」
という一言だけではなく、
「私の仕事だったら、どう考える?」
という相談ができるようになっていきます。
ここが、私はかなり大きな違いだと思っています。
良いプロンプトを覚えることだけが、AI活用ではない
AIを調べていると、
「使えるプロンプト100選」
「このプロンプトをコピペするだけ」
といった情報をよく見かけます。
もちろん、プロンプトは大切です。
私も使います。
でも、小さな事業や個人の仕事でAIを使うなら、それだけでは少しもったいない。
同じ「SNS投稿を考えて」という依頼でも、
ハンドメイド作家さんと飲食店では答えが違います。
同じハンドメイド作家さんでも、
「たくさん販売したい人」と、
「作品の世界観を大切にしながら少しずつファンを増やしたい人」
では、提案すべき内容は違うはずです。
だから私は、
「何と入力するか」だけではなく、「誰のために考えるAIなのか」を作ること
が大切だと考えています。
それが「自分専用AI」の始まり
難しいプログラミングをする必要はありません。
まずは、自分のことを知っているAIを作る。
ここからで大丈夫です。
仕事。
お客様。
商品やサービス。
得意なこと。
苦手なこと。
価値観。
判断するときに大切にしていること。
こうした情報を整理してAIに伝えていくと、少しずつ
「誰にでも同じ答えを返すAI」から「自分の仕事を一緒に考えてくれるAI」
に近づいていきます。
私はこれを、分かりやすく「自分専用AI」と呼んでいます。
「AIエージェント」って難しそう?
そして、ここから先には、最近よく聞くようになった
「AIエージェント」
という世界があります。
AIエージェントと聞くと、
「プログラミングが必要そう」
「会社が導入するものでは?」
「自分にはまだ早そう」
と思うかもしれません。
でも、その入口まで難しく考える必要はありません。
自分の仕事を理解してもらう。
役割を決める。
仕事を任せる。
必要に応じて人が確認する。
さらに進めば、他のツールとつないだり、作業の一部を自動化したりすることもできるようになります。
つまり、いきなり高度な仕組みを作るのではなく、
「AIに質問する」
↓
「AIに自分を知ってもらう」
↓
「役割を持たせる」
↓
「仕事を任せる」
と、一段ずつ進めていけばいい。
私は、この順番ならAI初心者でも始められると思っています。
私も「使いながら育てる」を続けています
私自身も、AIを使うたびに、
「それは少し違う」
「私はこっちを大切にしたい」
「今後はこの考え方を優先してほしい」
と伝えています。
すると、AIとのやり取りも少しずつ変わっていきます。
最初から完璧なAIを作る必要なんてありません。
人と一緒に仕事をするときだって、最初からすべてを理解してもらえるわけではありませんよね。
仕事をしながら、
「私はこう考えます」
「こういうお客様を大切にしています」
と共有していく。
AIも、私はそれに近い感覚で使っています。
だから、
AIは「完成させてから使うもの」ではなく、「使いながら自分の仕事に合わせていくもの」。
これが、毎日AIを使うようになって私が感じていることです。
まずは今日、一つだけAIに教えてみる
もし今、
「ChatGPTは使っているけれど、いまいち仕事がラクになっていない」
と感じているなら、今日はプロンプトを探す代わりに、一つだけやってみてください。
ChatGPTに、
「私の仕事について、これから少しずつ知ってもらいたい」
と話しかけてみる。
そして、「どんな仕事をしているのか」を一つ教えてみてください。
そこが、自分専用AIを作る最初の一歩です。
次回は、
「普通のChatGPT」と「自分専用AI」は何が違うのか?
もう少し具体的に掘り下げてみます。
AIを難しいものとして覚えるのではなく、
自分の仕事を一緒に考えてくれる相棒にしていく。
そんなAIとの付き合い方を、ここから少しずつ紹介していきます。
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