どうして、こんなにもダックスフンドが好きなんだろう。
短い足に、長い胴。
豊かな表情に、ちょっと頑固で、愛嬌たっぷりの姿。
もちろん、見た目も大好きです。
でも、私のダックスフンドへの愛情には、もっと深い理由があります。
その始まりは、私が6歳のときに出会った、1匹のダックスフンドでした。
6歳の誕生日にやってきた、マックス
私の6歳の誕生日。
家族として迎えたのは、ブラックタンの男の子のダックスフンド。
名前は「マックス」。
マックスは、私にとってただの愛犬ではありませんでした。
一緒に成長してきた、お兄ちゃんのような存在です。
子ども時代の長いお休みには、一緒に走り回って遊びました。
本当に楽しかった。
毎日一緒に過ごして、夜も一緒に眠っていました。
いつもそばにいることが、当たり前の毎日でした。
悲しいとき、いつもそばにいてくれた
楽しい日ばかりではありませんでした。
人間関係に疲れて、落ち込む日が続いたこともあります。
悲しくて、涙が止まらない日もありました。
そんなとき、マックスはいつもそばにいてくれました。
何かを話すわけでも、励ます言葉をかけるわけでもありません。
ただ、そばにいてくれる。
その存在に、私は何度も救われました。
人間同士ではうまく伝えられない気持ちも、マックスといると少しだけ穏やかになれたように思います。
マックスは、私にとって安心できる大切な家族でした。
人生で初めて評価された作品も、マックスだった
実は、私には忘れられない思い出がもうひとつあります。
子どもの頃、マックスの姿を紙粘土で作ったことがありました。
その作品が評価され、展示されたのです。
私の人生で、芸術面で評価されて展示されたのは、その作品だけでした。
特別な技術があったわけではありません。
ただ、大好きなマックスの姿を形にしたかった。
今振り返ると、あれが私にとって、大切な存在への愛情を作品にした最初の経験だったのかもしれません。
そして今も、ダックスフンドをモチーフにしたデザインを作っている。
不思議なつながりを感じます。
子どもから大人になるまで
マックスは、私が子どもから大人になるまで、ずっと一緒にいてくれました。
学校に通っていた頃も。
就職して、社会人として歩き始めた頃も。
私の生活が落ち着くまで、隣で見守り続けてくれました。
そして、虹の橋へ旅立っていきました。
マックスから教えてもらったことは、本当にたくさんあります。
一緒にいる喜び。
別れの悲しみ。
誰かを大切にする愛情。
そして、ひとつの命に向き合う責任。
喜びも、悲しみも、愛情も、責任も。マックスが教えてくれました。
私にとって、本当に偉大なダックスフンドです。
そして、そーとルーに出会った

マックスとの日々を経て、今度は「そー」と「ルー」という2匹のダックスフンドを迎えました。
お転婆で、可愛くて、個性たっぷりの2匹。
毎日がにぎやかです。
マックスと同じダックスフンドでも、性格も表情もそれぞれ違います。
だから面白い。
だから愛おしい。
今は、そーとルーと過ごす日々を楽しんでいます。
そして、2匹を見ているうちに、またひとつ新しいことが生まれました。
それが、アパレルブランド「DACHSHUND CLUB」です。
ダックスフンドへの愛情が、洋服になった
私は、アパレルの仕事に9年間携わってきました。
洋服も、ファッションも大好きです。
そこに、ずっと大切にしてきたダックスフンドへの愛情が重なりました。
そーとルーの日常を描いたデザイン。
赤いサングラスをかけた、ちょっと個性的な「SUNGLASSES RUU」。
そして、祖母が大切にしていた着物から着想を得た「KIMONO DOG」。
大好きな犬たちと、大好きなファッション。
さらに、祖母から受け継いだ日本の着物文化。
私にとって大切なものが、少しずつひとつのブランドにつながっていきました。
日本から、世界のダックスフンド好きへ
先日、アメリカにあるダックスフンドのコミュニティを見つけました。
たくさんのダックス好きが集まる、素敵な場所でした。
その様子を見ていたら、どうしても日本から挨拶したくなってしまったのです。
「日本にも、こんなにダックスフンドが大好きな人がいますよ!」
そんな気持ちで、メッセージを送りました。
着物を着たダックスフンドを見て、面白いと思ってもらえたら。
サングラスをかけたルーを見て、少し笑ってもらえたら。
それだけでも、うれしいことです。
国が違っても、ダックスフンドを愛おしく思う気持ちには、共通するものがあるのではないでしょうか。
なぜ、こんなにもダックスフンドが好きなのか
改めて考えてみると、私の答えはとてもシンプルです。
マックスに、たくさんの愛情をもらったから。
6歳の私に出会い、大人になるまで寄り添ってくれたマックス。
そして今、そーとルーという新しい家族と過ごしていること。
私の人生のいろいろな時間に、ダックスフンドがいてくれました。
もしかしたら、子どもの頃にマックスを紙粘土で作ったことと、今、ダックスフンドの洋服をデザインしていることは、どこかでつながっているのかもしれません。
あの頃も、今も。
大好きな存在を、何かの形に残したい。
その気持ちは、変わっていない気がします。
マックス、ありがとう。
そして、そーとルー。
これからも、たくさん楽しい時間を一緒に過ごそうね。
私のダックスフンド愛は、まだまだ続きそうです。
DACHSHUND CLUB
マックスと過ごした日々、そして現在の愛犬そーとルーとの暮らし。
そんなダックスフンドへの愛情を背景に、日常の姿から遊び心のあるデザイン、着物文化を取り入れた作品まで展開するアパレルブランドです。



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