着物はオーダーメイドだった?日本人には当たり前の仕立て文化を解説

祖母から受け継いだ着物の記録alo kimono alo-kimono

はじめに

着物について海外の方と話すと、意外と驚かれることがあります。

それは、多くの着物がオーダーメイドで作られていたということです。

日本では当たり前に感じるかもしれませんが、海外ではあまり知られていない着物文化のひとつです。


着物は一人ひとりに合わせて作られていた

昔の着物は、大量生産された既製服ではありませんでした。

着る人のために採寸を行い、その人に合わせて仕立てられることが一般的でした。

そのため、同じような柄の着物でも寸法は異なることがあります。


反物から作られる着物

着物は「反物」と呼ばれる長い布から作られます。

洋服のように複雑な型紙で裁断するのではなく、直線的な構造で仕立てられるのが特徴です。

その中で、着る人の体格に合わせた調整が行われます。


採寸が大切な理由

着物を美しく着るためには、

  • 身長
  • 裄丈
  • 袖丈
  • 体格

などが重要になります。

そのため、一人ひとりに合わせた仕立てが重視されてきました。


多くの職人が関わる文化

一枚の着物には、

  • 織る人
  • 染める人
  • 刺繍する人
  • 仕立てる人

など、多くの職人が関わることがあります。

そのため着物は、単なる衣服ではなく職人技の結晶とも言える存在です。


家族に受け継がれる着物

昔の着物には、その人のために仕立てられたという背景があります。

母から娘へ、祖母から孫へと受け継がれることも少なくありません。

私が記録している祖母の着物も、祖母のために仕立てられた大切な一枚一枚です。

そこには、当時の好みや暮らし、美意識が静かに残されています。


おわりに

着物がオーダーメイドで作られていたという事実は、日本人にとっては当たり前でも、海外では意外と知られていません。

だからこそ、その背景にある職人技や文化を知ることで、着物の見え方も変わるのではないでしょうか。

着物は服であると同時に、人のために作られた文化資産でもあるのです。


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